機密事務取扱者と残業代支払について
労働基準法では、機密の事務を取り扱う者 も労働時間、休憩、休日に関する規定が適用されないとされています（深夜手当は必要）。 機密事務取扱者とは 判例では定義自体を 秘書その他職務が...
「労務相談の日々」の記事一覧
残業代が手当に含まれているという主張は問題ないのか？
一般的に多いのが「営業手当」に残業代を含んでいる。「技術手当」に残業代を含んでいる。など、手当に残業代を含んでいるので、残業代は支払わないという考え方です。 結論から申しますと、手...
基本給に残業代が含まれているは問題ないのか？
給与は月25万円ね！この中に残業代とか手当とか全て込んでいるから！「はい。わかりました。明日から頑張ります！」時々見かける光景ではないでしょうか。 ようするに会社の言...
残業代支払い請求の時効
残業代の支払い請求権は２年間で時効になります。 起算点は従業員が権利を行使できるようになった時点からです。つまり給与の支払い日となります。 通常日給月給の場合、毎月の...
会社における労働時間とはどのような時間をいうのか？
労働時間とは、判例によると 労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間 であり、就業規則や労働契約などによるものではなく、実態で判断するとしています。 簡単に言うと、使用者の命令...
残業が業務命令か従業員の自発的なものか
残業は会社側からの業務命令で行う場合が多いのですが、従業員が自発的に行ったということもありえます。その線引きはどのような判断となるでしょうか？ １、会社による残業禁止命令 会社が残...
残業手当の計算から除外する手当
残業手当を計算する基礎賃金から除外できるものがあります。 ア、各種手当 通勤手当 家族手当 別居手当 子女教育手当 住宅手当 住宅手当などは全て除外にはなりません。名称ではなく実質...
外注や業務委託なので残業代は支払わない
変な話ですが、従業員（法律的には労働者）でないと、残業代は発生しないことになります。 つまり、雇用者でないとそもそも残業代という項目自体がないのです。 雇用か委託なのか？こういった...
従業員が残業代請求の際に主張すること
未払いの残業代請求というのは、（当たり前ですが）（元）従業員が行います。 ですので、その従業員が残業代請求権を基礎付ける事実があることを主張・立証をする必要があります。具体的には以...
