世の中、一昔前ですとありえなかったレベルのものも、OKになってきていると・・・。
では、一昔前はなかったけれども、例えば金髪やピアスはどうなのでしょうか?
個人とか表現の自由だとかで、揉めそうですね。
正直、業種にもよるし、人の感覚はそれぞれ違うためかなり難しい面もあります。
営業で人に会うのが仕事の業種と、工場で自社の中にいる場合(自社に人しか会わない)はまったく求められる内容が違いますから。
また、人により不快感を与えるかどうかの感覚というかレベルはまったく違います。
ただ、なんでもOKとしてしまうと、やはりキリがない部分がありますので、就業規則や労働契約書、別紙の服務心得などで明確に定めることをお薦めします。
定めてもいいですよ。根拠は業務命令の服務規律です。労働者が企業の一員として守るべきルールのことで、就業規則などによって定められています。要は業務をしている以上、会社の指示や改善命令には従えということです。
そんなことまでと思っても仕方がありません。
現実的にある問題なのですから。
金髪やピアスと解雇
よほど、取引先から苦情とかがくれば、検討の余地はあつかもですが、懲戒解雇とかは無理です。
注意→注意→始末書か戒告(昇給やボーナス査定は当然期待するなという方向になる)という流れでしょうね。